
ニライカナイ:シルクスクリーン版画
¥55,000
琉球古典焼にインスパイアされ描き起こした絵柄です。古典焼の最大の特徴でもある、沖縄には生存しない動物のモチーフや、エジプト紋とも呼ばれた、中近東の人物柄など、琉球フィルターを通したエキゾティシズムを独自の解釈でかりゆしシャツの柄に落とし込みました。
実際に壺屋焼の陶工経験のある名嘉太一が、陶工の筆跡を呼び起こしながら、そして往年の陶工たちの生活工芸としての気を衒わない“ヘタウマ魂”を憑依させる様にして、全てコンピューター上のデジタルな線で描いた“アナログとデジタルのねじれ”も、レキオシアン画の根底に流れるシニカルな見所でもあります。
【琉球古典焼】
琉球古典焼とは、明治後期から、大正、昭和初期まで、沖縄壺屋で作られた焼き物の一種の事。主に本土向けに商用で作られ、エキゾチックな模様が施されているのが特徴。当時高まる民芸運動の中で、否定的な見方をされるほど、荒っぽい技法もあったが、後の沖縄の焼き物へ与えた影響も大きい。
【デザイン】
名嘉太一
【素材】
綿100%オックス生地にシルクスクリーンプリント
【アイテム詳細】
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